長期滞在は「泊食分離」で=新たな観光モデルを提案−国交省

Publié le par Takeda Tetsuya

4月5日15時1分配信 時事通信


長旅の食事は、地域自慢の店へ−。観光地に宿泊する場合の食事を、旅館ではなく地域の飲食店で食べてもらう「泊食分離」の実証実験を国土交通省が行った ところ、地域経済への波及効果があることが分かった。実験は、観光地が長期滞在客を獲得できる新たなビジネスモデルづくりが狙いで、同省は泊食分離を全国 の旅館に提案したい考えだ。
日本の観光地では旅館で食事を取る「泊食一体型」が主流だが、長期滞在客にとっては似たような食事が続いてあきられがちだ。また、旅館やホテルでは閑散 期に調理員や配膳(はいぜん)員などの人件費がかさむため、食事だけを切り離した宿泊プランを提供すれば、経営効率化にも役立つという。
同省の実験は、北陸や九州など8観光地の観光関連団体などと共同で、2006年度に1泊2日の泊食分離実験を実施。さらに07年度には、このうち4カ所で長期滞在型プランを考案、実施してもらい、売り上げへの貢献や顧客満足度などを検証した。

Publié dans 日本 ニユース

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